ゆめの最後の歌

今日 図書館で

茶色い封筒に「辞世の歌」と書かれた

「われ死なば 片見に残すものもなし 白雲悠々 山河遼々」

ー九大で大出血した時に詠んだ辞世ー

と 夢野久作の直筆で認められたものを見つけた

時代は経ていたものの

すぐそこで受け取ったような

薄いインクのにじみはじめのような

ざらざらとした砂浜の手ざわりのするような

かわいた手紙を頂いたような

心持ちになりながら


猟奇的ではない返歌的即答

「われいきて かたみにたどりつくほどに 満月悠々 黒雲飄々」 明子
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by akikonoda | 2009-12-02 19:37 |
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