G20、銀行税導入計画や銀行資本規制で合意なし

G20、銀行税導入計画や銀行資本規制で合意なし
2010年 06月 6日 10:47
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 [釜山(韓国) 5日 ロイター] 5日閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、世界的な銀行税導入計画についての決定はなかった。

 銀行税導入の試みは、今回の金融危機の際に公的資金による銀行救済を行わなかった日本、カナダ、ブラジルの反対で最終的は実現しなかった。

 カナダのフレアティ財務相は「銀行税導入を進めるという合意はない」と述べた。

 G20は、さまざまな政策アプローチが存在するとの認識を示し、今月下旬にカナダのトロントで開催する首脳会議でさまざな原則を承認するとした。

 英国のオズボーン財務相は、他国の動向にかかわらず自国で銀行税を導入する方針をあらためて表明。22日の予算報告で計画を発表することを明らかにした。

 同財務相は「各国で異なった対応になるが、G20として実施すれば有益だ」と述べた。  

 <銀行資本規制めぐる新たな合意もなし>

 今回のG20会合では、銀行資本に関する新たな規制についての合意はなく、昨年合意した実施時期も変更しなかった。 続く...

一部の国は強い懸念を示しているものの、国際決済銀行(BIS)の新たな銀行自己資本規制「バーゼルIII」は2012年末までの実施予定に変更はない。

 金融安定理事会(FSB)のドラーギ議長は記者団に「予定通り11月にソウルで開催されるG20首脳会議で提言を発表する予定だ。各国は適切な妥協点を見出そうとしている」と発言。

 これまで一部の国からは、2012年以降の長期にわたるバーゼルIIIの段階的導入は不可避との声があがっている。

 ドラーギ議長は「鍵となるのは、2012年にバーゼルIIIを開始することだ。その上で最も適切な移行期を模索することができる」と述べた。

 <透明性向上の必要性を指摘>

 一方でG20は、透明性の向上、ヘッジファンドや格付け会社ならびに銀行の高額報酬や取引所外のデリバティブ取引の規制と監督のための措置導入を急ぐことで合意。

 声明は「商品市場の機能と透明性向上にコミットする」としている。
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by akikonoda | 2010-06-07 11:38 | 記憶
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