熱の後先

ひどく熱のあるせがれであった。
39度の熱。
夜中にうなされているので起きて顏に触ると頬が赤くなっていた。


きのう、北九州まで行ってアジアの文学の行方について思いを馳せようと思っていたが、神話、宗教の絡んだお話のヒーロー列伝はアジアではおさまりがきかなさそうな話であり、すでに、世界文学的な宗教物語。

福岡の詩のボクシングで場所を提供していただき、大変お世話になった北九州市立文学館館長佐木隆三氏が小倉に落とされるはずだった原爆についてお話しされていた。


その後、島田雅彦氏がヒーロー像を柔らかくことほぎときほぎしていった。


後半のどんふぁんと光源氏の比較が面白かった。

ドンファンの作者は男でその眼差しによって物語は攻撃的・狩猟的やりっぱなしで、移動型・遊牧型の女性遍歴である一方、光源氏の作者は女で、妙に平和的・農耕的アフターケア付きの囲い込み運動、定住安定志向型といったもの。


このころから、せがれの鼻息が荒く、何だと思ってみたら、朦朧、目白めになっていた。

こどもにはまだ、どんふぁん話ははやかったらしく、船を漕ぎだしたのである。


帰りが遅くなりそうだったので、せがれを連れて行って色々お話を聞けたのはよかったが、その後、くるまで本格的に眠ったのが、またきいてしまったのか、体調を崩してしまった。

行きつ戻りつの母に付き合い、大変。申し訳ない。
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by akikonoda | 2010-12-03 08:00 | 記憶
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