裁判員制度の隙をつく犯罪が多発することに繋がる

仕切り役の男に指示し覚醒剤の密輸を主導したなどとして、覚せい剤取締法違反などに問われたアブディ・スマイル被告(42)=イラン国籍=の裁判員裁判で、大阪地裁は28日、無罪(求刑・懲役18年、罰金800万円)を言い渡した。一連の事件ではアブディ被告は仕切り役の有罪判決の中で、同じ裁判長と別の裁判員から「密輸を主導」と認定されていた。弁護側は「裁判員が証拠に基づいて冷静に判断した結果だと思う。一般市民の常識が反映された」と評価した。

 裁判員裁判の全面無罪判決は全国で4件目。樋口裕晃裁判長は「仕切り役に指示をした別の第三者の存在が強くうかがわれ、仕切り役の供述に信用性は高いとはいえない」と理由を述べた。

 アブディ被告は仕切り役ら4人と共謀し、09年7月に営利目的で覚醒剤4キロ入りのスーツケースをトルコから関西国際空港へ密輸しようとしたとして起訴された。初公判で「私は全く無関係だ」と述べて、無罪を主張していた。

 判決後、裁判員経験者4人が会見し、無罪判決について「一人一人が真剣に評議した結果だった」と口をそろえた。「アブディ被告が密輸の首謀者」と、仕切り役の裁判で認定されていた点については、4人全員が「知らなかった」と答え、評議への影響はなかったと述べた。

 判決では、密輸の計画に第三者が存在する疑いを指摘した。大阪府交野市の男性会社員(54)は「4キロもの覚醒剤が密輸された事件。警察や検察が今後も捜査するならお願いしたい」と、捜査の継続を要望した。【苅田伸宏、村松洋】〜〜〜〜〜〜〜


無罪でいい逃れ出来ないのが、日本であるべきである。
そもそもたのまれたものの中身を確かめもしないということにも問題があると言うべきであって、なんという判決であろうか。

このままでは裁判員制度の隙をつく犯罪が多発することにも繋がるので、厳しく対処するべきところはしないと日本はますますおかしなことになる。
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by akikonoda | 2011-01-29 12:02
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