亜米利加軍の思惑と日本の未来

ウォルター・シャープ在韓米軍司令官とのインタビューは、ジョアン・シャープ夫人が同席した中、ソウル竜山(ヨンサン)の司令官官邸「ヒルトップハウス」で行われた。 官邸は50年前に建てられた一階建て木造建物で素朴だった。 応接室の隅には、シャープ司令官が生まれた1952年、韓国戦争(1950−53)に参戦中だった父(死去)が写った家族写真、李明博(イ・ミョンバク)大統領、オバマ米大統領と一緒に撮影した写真が並んでいた。 1時間ほどのインタビュー中、愛犬エリーは夫婦のそばで静かに座っていた。 在韓米軍司令官が官邸をメディアに公開したのは今回が初めてという。
−−一日の日程が知りたい。
 「私の日課は北朝鮮に関する情報報告を受けることから始まる。 皆さんが想像できる北朝鮮のすべての動きに注視している。 この数カ月間、北朝鮮はとても静かだった。 彼らはいま食糧を要求している。 いかなる約束もせず、いかなる措置も取らず、挑発後により多くの食糧を得ようとする過去のサイクルを繰り返している。 北朝鮮の追加挑発を懸念している理由だ。 現在、北朝鮮のモードは対話と食糧支援要求に合わされている」
−−1996年から98年にかけて、ジョン・ティラリー在韓米軍司令官の人事参謀に続き、在韓米第2師団副師団長を務めた。 当時とこの3年間を比較してほしい。
「当時韓国軍と緊密に仕事をする機会があった。 当時も韓国軍は強かったが、10年ぶりに会った韓国軍のプロフェッショナリズムと能力は大きく変わった」
シャープ司令官は韓国軍の戦力について話しながら、上部指揮構造の改編を核心とした韓国の国防改革に話題を移した。 シャープ司令官は「金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官と韓民求(ハン・ミング)合同参謀会議議長が推進中の国防改革は合同性を強化し、戦闘力を増強する正しい方向だと確信している」とし「改革が実現するよう積極的に支持し、協調している」と述べた。
−−米国の場合はどうだったのか。
「米国も86年から国防改革を始め、完成するのに10年かかり、苦労もした。 しかし戦闘力で大きな配当金(dividends)を受けることができた。 不必要なシステムはすべてなくした。 興味深い点は米国の軍改革は議会が主導したという点だ。 合同性強化のために他軍や合同参謀で勤務しなければ将軍になれないようにする法(ゴールドウォーター=ニコルズ法)を作った。 (私が参戦した)91年1月の‘砂漠の嵐’作戦(湾岸戦争)で合同性と効率性が検証された」
シャープ司令官は「米国の経験から見て、韓国の場合も国会が国防改革の実現で役割を果たせるというのが最初の教訓」とし「各軍指導部も例えば『空軍が大金を使う』という考え方をせず、一つの合同戦力(joint force)を考える必要がある」と話した。
シャープ司令官は「2015年、韓国の合同参謀会議議長に戦時作戦権が転換される時点までに(乙支フリーダムガーディアン訓練などを通して)韓国軍の新しい上部指揮構造を検証し、固めていくよう支援する」と述べた。

−−2015年の戦作権転換後、韓米同盟は弱まらないのか。
「戦作権が韓国軍に転換されれば、韓国軍はよりいっそう強くなる。 米国人ではなく韓国人の指揮部が持つ強みを生かせる。 韓民求合同参謀議長は私よりも韓国の地形と韓国軍の力について数百倍もよく知っている。 これは変わりなく維持される2万8500人の在韓米軍とともに韓米同盟をさらに強める要素だ。 現在、両国間の国防・外交チームワークは素晴らしいレベルで協調がうまくいっている。 在韓米軍の施設など福祉が改善され、家族単位で勤務する軍人が08年の1800人から現在4200人に増えた。 彼らは1年ではなく2−3年ほど韓国で勤務する。 これは北朝鮮に対する強力な抑制手段になると確信している」
−−一韓米同盟の望ましいビジョンは何か。
「韓国は‘支援を受ける国’から‘与える国’に変わった。 いま韓国軍はレバノン、ハイチ、アフガニスタン、ソマリア海域で全世界の平和・安定に寄与している。 第一の脅威である対北朝鮮対応態勢に影響を与えない範囲で、国際社会を支援できる力が十分にあると考える。 韓国の活動を見ている数多くの国が万一の場合には、1950年(韓国戦争当時)にそうであったように軍隊を派遣するだろう。 延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発後の韓国軍の射撃訓練当時、国連司令部代表の参観が北朝鮮に与えるメッセージは強力なものだ」
−−韓日軍事協力問題に対する見解は。
「協力がうまくいっていて、今後もさらに発展すると見ている。 日本は韓国の防衛に非常に重要だ。 米軍後方司令部と弾薬庫、燃料基地がある。 韓半島の戦時に米軍は日本を経て増強される。 日本は私たちの同盟を強化できる資産を持っている。 日本の大地震当時、韓国が日本を支援したように、軍事部門の協力にも進展があればいい」
シャープ司令官とジョアン夫人は5年間のソウルでの思い出を語った。 ジョアン夫人は「末っ子が昨年、恋人を連れてソウルに来て、南山(ナムサン)で愛の告白をした」とし「小学生だった10年前、『ソウルは私にとって何か』というテーマの作文大会で受賞した記念品に南山が描かれていたためだと話していた」と伝えた。 昨年のクリスマスには3人の子どもの家族がみんな韓国に集まって素敵な思い出を作ったという。 ジョアン夫人に尋ねた。
−−これまでに会った韓国人の中で最も記憶に残っている人は。
「歩く百科事典と呼ばれる白善ヨプ(ベク・ソンヨプ)将軍。 91歳だが、私が生まれる前のことでも昨日のことのように記憶している。 本当に尊敬する。老齢でありながらも国のために献身する驚異的(amazing)な愛国者だと思う」
シャープ司令官は「寒さと暑さの中、前方の非武装地帯(DMZ)哨所で24時間勤務する哨兵と韓国の指導者」と述べた。 シャープ司令官は「37年間の軍生活を韓国で終えることになり栄光」とし「引退後もシンクタンクなどで活動し、韓米同盟と韓国のための強い支持者になりたい」と話した。 ジョアン夫人は「胸の中に永遠に韓国を大切にしまっておきたい」と語った。


中央日報〜〜〜〜〜〜〜〜〜


上記について。
特に気になるところとして以下抜粋< >。

<−−韓日軍事協力問題に対する見解は。
「協力がうまくいっていて、今後もさらに発展すると見ている。 日本は韓国の防衛に非常に重要だ。 米軍後方司令部と弾薬庫、燃料基地がある。 韓半島の戦時に米軍は日本を経て増強される。 日本は私たちの同盟を強化できる資産を持っている。 日本の大地震当時、韓国が日本を支援したように、軍事部門の協力にも進展があればいい」>


日本をなんだと思っているのだろうか。
弾薬庫、燃料基地。防衛に利用。
ただの「資産家」としか見ていないような言動に、敬意や配慮が何も見られない。
利用するだけしようという姿勢が垣間見れて、不快である。
今現在、震災で日本が韓国や北朝鮮いずれにも肩入れし、援助できる状態ではないことも分からないのであろうか。

あきれた皮算用であるが、何より日本が震災で辛い時に、よくそんなことが言えるものである。

日本の現状を見ていない、見ようともしていないとしか言いようがない。


亜米利加の北朝鮮に拉致されている人についてのおかしな言動が現れて危惧している。
戦後日本から渡ったもと韓半島の人たちまで、拉致被害者として数に入れているようであったので、彼らは「自らの意思」で「祖国」に帰ったのであるから、それを拉致とするのはおかしなことであろう。

日本政府はそのことに対して、しっかりと言及する必要がある。


また、今後、韓国は、中東において軍を派遣等しているので、避難の目を向けられ攻撃対象になりつつあるようなので、その好戦的とも取れる姿勢も韓国内の民衆の平和的思考が機能しているとするならば、反対運動により長続きするかどうかは疑わしいが、韓国/北朝鮮の内戦や世界大戦等に巻き込まれることのないように、日本は今大変な時期だからこそ、独自のスタンスが必要になってくると思われる。

戦争は避けねばならない。絶対に。

自国を守る体勢は崩さず強化しつつも、中立的位置づけは少なくとも必要であると思われる。
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by akikonoda | 2011-05-18 18:28 | 記憶
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