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その場に降り立って

小池氏を米、イラン派遣へ 安倍首相、核開発問題で
 政府は20日までに、イランの核開発問題について調整するため小池百合子首相補佐官(国家安全保障問題担当)を近く、米国とイランに派遣する方向で調整に入った。これに先立ち安倍晋三首相は19日に官邸で小池氏と会い、イラン問題を担当するよう指示した。

 イランの核開発計画ついては、英国とフランスが中心となり、国連安全保障理事会で制裁決議案を提出する動きが強まっている。

 ただ日本は現在、安保理議長国である一方、イラン南西部のアザデガン油田開発に期待を寄せるなど板挟みの状態。

 首相は19日、官邸でライス米国務長官から「イランが北朝鮮の状態まで進まないようにすることが重要だ」との指摘を受け、米国側と共同歩調をとる考えを表明。これを受け中東問題に詳しい小池氏に早急な対応を指示した。

(2006/10/20 01:30 更新)

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 イランでの成果を期待はするが、欧米よりなものの見方は、避けた方が無難であるだろう。
 
 まず、どんな人であれ、その国の事情を、良く、察知することから始めることが必要で、そこから見えてくることは、情報を聞いて、分析するだけではない生身のもの、そのものが加わると思われるので、案外、的外れではない実質的な方向性が見いだせるかもしれない。

 日本だから出来ることを、推し進められることもあるので、素の状態で、今、本当に何をすればいいか、是非、その場に降り立って、その国の現実を見てから、考えて欲しい。

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イラン核開発問題への対応指示 首相、小池補佐官に

 塩崎恭久官房長官は20日午前の記者会見で、安倍晋三首相が小池百合子首相補佐官(国家安全保障問題担当)にイランの核開発問題への対応を指示したことを明らかにした。首相はまず、小池補佐官を英国など欧州諸国に派遣し、イランの核開発放棄に対する日本の強い姿勢を各国要人に伝えることを検討している。

 首相は19日に会談したライス米国務長官から「イランが北朝鮮の状態まで進まないようにすることが重要だ」と指摘され、「イランとは石油の関係があるが、核開発を止める動きに影響するものでない」と応じた。これを踏まえ、首相は小池補佐官に「イラン問題について知恵を出してほしい」と指示した。

 イランの核開発計画をめぐっては、英国やフランスなどが国連安全保障理事会に制裁決議を提出する方針を示している。これに対し、日本はイランのアザデガン油田開発の権益確保を目指しており、政府内には「イラン寄りだと国際社会からみられる」(政府筋)との懸念もある。このため小池補佐官は日米が協調してイランの核開発問題に取り組む姿勢を欧州側に説明したい考えだ。

(10/20 10:59)イラン核開発問題への対応指示 首相、小池補佐官に

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まあ、そのようなところだと、どこの国も思っているだろうが、米国に傾いているだけでは、先に進めないのも事実である。

核兵器開発にいたるのではなく、世界が核を無くすと言う、今までの世界では不可能なことのようにみえたことも、危機的状況のいまだからこそ、一気に推し進めることができる機会であると、訴える事は出来ると思う。

日本もイランも核を持たない、これからも持たないという、確約をもって、イランとの自由交渉に口を挟むのは、同盟国の米国であっても、干渉がすぎるというものである。

もちろん、いずれ、段階的にであれ、核を放棄していくのは、米国も他の保有国も同じであると言う、条件無くして成り立たないことでもある。

それが出来て、初めて世界の保安官として、世界に認められると言うものだが。
by akikonoda | 2006-10-20 09:16
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