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エネルギー転化

イラン、2基目のウラン濃縮装置稼働…IAEA関係

 【ソフィア=石黒穣】ロイター通信は23日、国際原子力機関(IAEA)に近い外交筋の話として、イランが中部ナタンツのウラン濃縮施設で、2基目の濃縮装置カスケードの設置を完了し、試験運転を今月から開始したと伝えた。


 イランのカスケードは遠心分離器164個で構成。カスケード1基では、10年余の連続運転で核爆弾1個分の高濃縮ウラン生産が可能。2基体制ではこの期間が半分の5年余となる。

 イラン核問題をめぐっては、英仏独が、イランを濃縮活動停止に追い込むため、国連安全保障理事会での採択を目指し、制裁を盛り込んだ決議案の草案作りに当たっている。この時期にイランが濃縮活動を拡大させたのは、濃縮活動の進ちょくぶりを誇示して、停止に応じない意思を明確にする狙いと見られる。

 1基目のカスケードは3月に運転を再開して以来、濃縮ウラン原料六フッ化ウランを注入し、濃縮ウランの生産を継続している。

 2基目は六フッ化ウラン抜きで回転試験に入ったところで、濃縮ウラン生産はまだ始まっていないという。2基目は先月完成したものの、英仏独との交渉の行方もにらんで、イランは意識的に始動を遅らせていた模様だ。

(2006年10月24日11時49分 読売新聞)

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北朝鮮は、唯一、攻撃しそうな米国の方を向いている最中である。

イランは、原発に向けてのことと言いたいのであろうが、他のエネルギー供給源を考えるのは、どこの国においでも必要不可欠なことであると言える。

イランは、夏は太陽光が激しいので、太陽光の恵みを受けられ、冬は冬で、山手にはすさまじい風が吹きすさぶので風力発電への転化の可能性もあるように、見受けられたのだが。
by akikonoda | 2006-10-24 13:08
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