その目的

イラクで爆弾テロ62人死亡

 集中掃討作戦後で最悪

 18日、バグダッドで起きた車爆弾テロで破壊された建物(AP=共同)

 【カイロ19日共同】イラクの首都バグダッド東部で18日、車爆弾2台によるテロがあり、AP通信によると、62人が死亡、129人が負傷した。駐留米軍とイラク軍が14日にイスラム教スンニ派武装勢力とシーア派民兵組織への集中的な掃討作戦を始めて以降、1回のテロとしては最悪の被害。

 バグダッドでは過去数日間、爆弾テロや住民の拉致、殺害などが比較的沈静化。マリキ首相は成果を誇示していたが、治安改善の難しさがあらためて浮き彫りになった。

 マリキ首相は18日、掃討作戦に追い詰められた「テロリストの犯行」として事件を非難。ハリルザド駐イラク米大使は、イラク政府と協調して掃討作戦を継続するとの声明を発表した。

 現場はシーア派住民が多数を占める地区で、市場近くで車2台がほぼ同時に爆発。内務省当局者は「犯人はイラク軍の検問所を狙った」と語った。

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嫌な気配が立ち込めている。

ライスさんが、スンニ派の領域ばかりでテロが起っていると苛立ちを表明した後のシーア派領域での事件である。

イラク軍検問所を狙っているというが、その目的は、混乱と殺戮であるには違いない。

この場合、事件が、どこか一つの組織・国が起しているとは言いがたく、水面下での報復合戦が繰り返されつつある現状が、見え隠れしているように思われてならない。

米国だけに任せていては、事は泥沼化するばかりである。

戦争を起した張本人に対して反発が大きいのは、しごく当然のことであるし、その当事者が牽制をふるっている国連ではある。

が、まだ、国際社会のフィルターを通っている国連の方が、米国介入作戦時の最悪と思われる今よりも、まだ利権と離れたところで、復興支援・協力を促し、軍事面で動くのでなく、自国の人々の自治を促すことに、少しでも、役立つと思われる。
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by akikonoda | 2007-02-19 10:41
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