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あいちゃんにあいたかったのだ



久しぶりに、大学時代の後輩のあいちゃんにあった。

東京から帰ってきたと連絡があったからだ。

あいちゃんは、ベトナムに文化人類学的りさーちに行って帰ってこようとしたら、河がはんらんして、遠回りしてのんびりと中国方面を放浪しながら帰ってきたような強者だったが、その彼女が、今度、小学校のせんせいになるという。

東京の方の公立のせんせいは、若い人の入れ替わりがかなりあると話していたが、彼女は、まあ、ひょうひょうとしながら、なんとかなりそうだし、色々な体験を生かしたおもろい先生になれると思う。

体力・気力の方は、慣れるまではしんどいとは思うが、きばって欲しいものである。

あいちゃんと、学生時代に詩や身近な人のことの話をしたりしながら過ごしたのは、ほんの少しの間だったけど、今も、時々こうやって会えるのは、お互い時間の長さよりも、濃いさを求めているからだとは思う。

濃い時間があれば、それだけで、生き永らえるようなとこがある。

お互い、ぼちぼちいきましょう。

それにしても、なんやかんやいって、昔のやり方を変えていないですよねえ。

と、あいちゃんに言われて、しぶとさ、ずぶとさが、身に付いてきたのは、確かなことなのだろうと改めて思ふ。

このまま、いくとこまで、いくことにします。

それでもまあいいやと、たまに会いに来てくれたら、なんとも、うれしいものです。
by akikonoda | 2007-03-22 17:58
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