北朝鮮の外務次官がイラン入り、核問題を協議か
北朝鮮の核実験
【テヘラン=工藤武人】北朝鮮の金永日(キム・ヨンイル)外務次官が7日、イラン入りし、テヘラン市内で同国のサファリ外務次官と会談した。
イラン学生通信が伝えた。会談内容は不明だが、同通信は、金次官の訪問目的を二国間関係と国際問題を協議するためと伝えた。
イランと北朝鮮は、核問題をめぐって、ともに国連安全保障理事会の制裁を受けている。金次官はイラン政府高官との会談を通じ、両国の関係強化を確認するとともに、核問題の対応についても意見を交わすものとみられる。
(2007年5月8日10時38分 読売新聞)
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核廃絶への動きを加速するために、この二国間も世界の核保有国もする努力は、同じである。
あくまでも、最終目標は、核廃絶である。
そうでなければ、排気ガスによる大気汚染だけではなく、地、空、水、生物、植物、地球上のすべてがじわじわと時間をかけながら放射能に犯され、汚染されてしまう。
放射能は、目に見えないだけに、体の中に取り憑いて離れない、厄介な亡霊のようなものである。
それを世界中の人が、肝に銘じておくことが、何より必要である。
おそらく、北朝鮮は、自国で力任せに核実験したことが、どれだけ後の世の人たち、とりわけ自国の人たち、周辺諸国、地球上の環境を汚染し続けるか、把握しきれていない。
他の国のものも、まだ未知の世界であるかもしれないが。
幾つかの国でなんとか解決できることではない。
あぶなっかしいだけではすまされない。
全世界で、この現状を把握し、打破し、解決していくよう促すことを、そして、十分な対応対処の可能性を高めることにつながることを、何よりも願う。