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エネルギー関連

プラント建設で受注工作 千代田化工建設、8億円所得隠し'07/7/12
 エネルギープラント大手「千代田化工建設」(横浜市)が東京国税局の税務調査を受け、二○○六年三月期までの四年間に約八億七千万円の所得隠しを指摘されたことが十二日、分かった。

 中東カタールでの液化天然ガス(LNG)プラント工事などをめぐり、受注工作費を支出したと認定されたという。経理ミスを含めた申告漏れは総額約三十億円、追徴税額は重加算税を含め約八億円に上った。

 関係者によると、千代田は二○○一年四月、カタールの政府系企業が出資する会社から、同国のラスラファン工業都市にあるLNGプラント工事をイタリア企業などと合同で約七百五十億円で受注。さらに○二年九月にも同様の工事を約五百億円で受注した。

 この際、設計の一部をギリシャの建設会社に外注したとして計約四億円を支払ったが、国税局は、建設会社に業務実態が乏しく、外注費を仮装した受注工作資金だったと指摘、課税対象の交際費と認定したとみられる。

 また、千代田は○一年十二月、岡山県倉敷市の水島LNG受入基地の工事を、中国電力などの出資会社から約三百億円で受注。この工事でも、コンサルタント会社に支払った約三億円について交際費と認定されるなどしたという。

 千代田化工建設は、この数年、中東やロシアでのLNGプラント工事受注で業績を大幅に拡大している。今年三月期の連結売上高は約四千八百四十八億円。

中国新聞〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
by akikonoda | 2007-07-12 12:12
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