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スポーツクラブで発砲、1人死亡・長崎県佐世保市

スポーツクラブで発砲、1人死亡・長崎県佐世保市
 14日午後7時10分ごろ、長崎県佐世保市名切町のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」から「迷彩服を着た大柄な男がライフルを発砲している。けが人がいる」と佐世保市消防局などに通報があった。長崎県警や同市消防局によると、病院に運ばれたのは8人で、1人が死亡し、別の1人が心肺停止の状態という。子どもを含む6人が負傷しているもよう。
 調べによると、発砲した男は身長約190センチ、迷彩服姿で、太めの体形だった。一時スポーツクラブ内に立てこもったが、その後、現場から逃走しており、同県警が行方を追っている。
 スポーツクラブの階下にあるスーパーでは店内にいた客十数人が店外に避難した。従業員は現在、店内で待機している。現場は佐世保駅から約2キロの地点。 (20:52)


日経〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

発砲犯逃走、震える住民 警察「外出しないで」 佐世保
2007年12月14日21時14分

 金曜夜のスポーツクラブに突然、銃声が響いた。14日夜、長崎県佐世保市で起きた発砲事件。会員らはスポーツウエア姿のまま、付近の店などに避難した。銃撃犯が現場から逃走したとの情報に、付近の住民は家中の鍵をかけて恐怖に震えた。付近のオフィスでは退社時間の従業員らが足止めされ、待機を強いられた。


立ち入り禁止になった現場付近から避難してくる家族連れ=14日午後8時52分、長崎県佐世保市で


発砲事件現場の地図

 現場近くに住む男性は自宅でテレビを見ていたところ、外で突然サイレンが鳴り響いた。外に出ると、警察官から「危ないです。弾が飛んできますよ」と自宅に戻るよう指示された。「びっくりして家に戻った。犯行があった場所は、1階にスーパーマーケットがあり、買い物にいくこともある」と話していた。

 現場に近いケアハウス「和楽園」では、帰宅経路の道路が通行止めとなっているため、職員が帰れなくなった。午後8時すぎの段階で、深夜勤の職員2人を含め約10人の職員が施設に残っているという。施設のカギをすべて掛け、職員らが休憩室に集まってテレビニュースを見ているという。

 和楽園の入所者は現在、78人。職員の崎元健太さん(23)は「逃走の際、入ってこられないように待機せざるを得ない。いつも静かなところなので現実味がない。怖い」と話した。

 現場近くのコンピューターシステム関連会社でも、帰宅しようとした社員十数人が足止めを食った。事件発生からまもなく、警察官から「危ないから外出しないでください」と言われた。女性会社員(54)は「職場にテレビがなく、状況がわからなくて不安です」。

朝日〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

迷彩服と目出し帽の男。
外国人であるとのニュースもあったが。

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 長崎県佐世保市名切町のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」で男が銃を乱射し、従業員や利用者ら8人が死傷した事件で、長崎県警は15日午前7時35分ごろ、同市船越町の教会敷地内で銃撃犯とみられる迷彩服姿の男の遺体を発見した。


容疑者と見られる男の車が見つかった現場へ通じる道は警察によって規制されていた=15日午前7時26分、長崎県佐世保市鹿子町で

 県警は同日未明、この教会付近で男が逃走に使ったとみられる白いワンボックスカーを発見。車内から散弾銃と迷彩服などを発見した。県警は車の所有者で市内在住の男(37)を特定し、事件に関与したとみて行方を追っていた。同日午前5時44分ごろには教会付近で発砲音が1回したとの情報を入手。教会を包囲していた。男が自殺した可能性もあるとみている。

 県警は散弾銃などの所持の許可を得ている人物の中から不審な人物がいないか捜査していたところ、この男が所在不明になっていることが判明。その後、この男が所有するワンボックスカーが同市船越町の教会近くで無人のまま放置されているのを発見した。車内からは散弾銃2丁と空気銃1丁、迷彩服が置いてあるのが見つかった。

 男は散弾銃3丁と空気銃1丁を登録していた。このうち散弾銃1丁を犯行に使い、銃を持ったまま逃走していたとみられる。男はスポーツクラブの利用者だったという。


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発生後12時間で急展開、「乱射なぜ」謎残し結末


警察による警戒線が張られたままの「ルネサンス佐世保」(15日午前8時13分、長崎県佐世保市名切町で)
 一体、なぜ――。長崎県佐世保市で起きた散弾銃乱射事件は15日朝、銃を持ったまま逃走していた同市船越町、無職馬込政義容疑者(37)が自宅近くの教会の敷地内で遺体で発見され、事件発生から約12時間で急展開した。

 不安な一夜を過ごした住民は容疑者発見の知らせに安堵(あんど)の表情を見せたが、多くの謎を残したままの結末に、被害者の関係者らはやり場のない怒りに身を震わせた。

 ◆容疑者宅周辺

 馬込容疑者の遺体が見つかった教会に通じる道には、ヘルメット姿の警察官が立ち、住民以外の立ち入りを制限した。馬込容疑者の自宅には午前8時45分、県警の捜査員3人が到着。同9時、家族と見られる2人が県警が用意したワゴン車に乗り込み、教会へ向かった。

 馬込容疑者の自宅近くに住む会社役員の男性(67)によると、同容疑者は数年前に仕事を辞めてから、近所の人と道ですれ違ってもあいさつをしなくなったという。自宅にこもるか、夕方釣りに行く毎日で、「買い物をする際は母親に金を無心していたようで、母親は『(断ったら)息子が何をしでかすか分からんけん』と言って買い与えていた」と話していた。

 近所の男性会社員(55)は「犯人がどこに逃げているか分からなかったので、怖くてずっと家にいた。時々見かけていた人が容疑者と分かり、複雑な気持ちです」と話していた。

 ◆被害者宅など

 突然の凶弾で命を奪われた2人の知人らは、憤りを隠さなかった。

 佐世保市鹿子前町の住宅街の一角にある、亡くなった藤本勇司さん(36)の自宅を15日正午前、建築業の男性(67)が訪れた。家の中には藤本さんの両親と妻、子ども3人がおり、告別式の段取りなどを話し合っていた。妻は「誰にも会いたくない」と疲れ切った様子だったという。

 藤本さんを知る近所の主婦平山洋子さん(60)は「気さくで明るい人。なぜ犠牲にならなければならなかったのか。犯人を許せない」と怒りをあらわにしていた。

 もう一人の犠牲者の水泳インストラクター倉本舞衣さん(26)の同市崎岡町の実家マンションは、玄関の新聞受けに朝刊が差し込まれたままだった。周囲はアパートなどが立ち並ぶ住宅街だが、外に出ている人はほとんどいなかった。倉本さんの両親と顔見知りの内海庸雄さん(77)は「娘さんが亡くなったなんて……」と声を詰まらせていた。


読売〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
by akikonoda | 2007-12-14 21:08
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