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バーンズ米国務次官が退任へ

バーンズ米国務次官が退任へ イラン核問題交渉の責任者
2008年01月19日10時10分

 ライス米国務長官は18日、国務省ナンバー3のニコラス・バーンズ次官(政務担当)が、個人的な理由から3月に退任すると発表した。ホワイトハウスは、ブッシュ大統領が後任にウィリアム・バーンズ駐ロシア大使を指名するとした。

 ニコラス・バーンズ次官はたたき上げの職業外交官。クリントン政権で国務省報道官などを歴任した。次官としては、イラン核問題をめぐる関係6カ国協議で、米国の実質的な交渉責任者として安全保障理事会の制裁決議取り付けに動いてきた。米国が新たに追加制裁決議案を通そうとする中で、バーンズ氏の退任は影響を及ぼしそうだ。

 原則的に合意しながら実施手続きが遅れている米印原子力協定の交渉でも責任者を務めていたが、この問題では退任後も国務省顧問として仕事を続けるという。
by akikonoda | 2008-01-20 16:34
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