玄洋社記念館をふたたびたずねてみた。
この前と打って変わって、年配の方々が、たくさん来ていた。
最後の日と言う事をお聞きしていたので、見納めと言う気がして思い切っていったのだが、歴史の中で埋もれていることも多々ある現実であるからして、可能な限り、重層的で、あらゆる角度からくまなく見ようとする視点を持ってくれるように、子供達のどこかに記憶として残ってくれるようにと、子供はどうかと思いながらも連れて行った。
人が多く、この前のように、じっくりお話を聞く事は出来なかったが、子供もいたので、ぐずる前にさっと子供が目にして、気になったものを重点にして、ざっと拝見していくようにした。
幕末から明治維新、第二次世界大戦が終わるところまで、ひとつの流れを辿っていくうちに、見えてくるものがあるようにも思えて、博物館に一時保管されると言う事をお聞きしていたのだが、その後のこれらの歴史的な流れのひとつの行き先がやはり気にかかった次第である。