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昨日の夜は




昨日の夜は、学校の成人委員会の今度の講演会の打ち合わせをしていた。

久しぶりに印刷機に触り、その昔、大学時代に編集を担当していた事を思い出した。

「切株」という冊子をざらばんしに刷っていたのだが、詩やら小説やら、今に繋がる色々な事をずるずるとまた思い出していた。

偶然、その大学で、上映会をさせていただいた事もある。

「どすこいビューティーズ」という映画なのだが(女子相撲の映画なのです。二ポン人ですから)、その映画でイラクへの自衛隊派遣反対の場面を撮ると言う事を、友人の詩人の方にお聞きし紹介していただき、その際に自作の戦争に関する詩を朗読させてもらったのがきっかけで、映画監督さんと色々メールのやりとリをさせて頂いていると、イラクでロケもしたかったと言う事をお聞きし、自分が子供の頃イランに住んでいたことをお伝えすると、(イラクでは高遠さん達三人が現地で拉致されたと言う時期を前後していたので)隣国のイランで出来ればロケがしたいということだったので、それなら、二十数年行く事が出来なかったイランでのロケの色々をお手伝いさせていただく事になったのである。

(その時も、介護の仕事をしていたが、映画の方に集中させていただくことにして、休止したままである)

それにしても、それまで、たまっていた二十数年の、自分の中の魑魅魍魎のようなものが、一気に解放されていったのは、東風の方々のおかげだと思っている。

このままでは、間違った方向に行くような不穏な動きのある色々な事象について、自分でも何か出来ることがあるかと言う思いが強くなっているにもかかわらず、動くにも動けない状態であったのである。

今、映画製作会社「東風」の方々は、色々な事があり、解散と言う形になっているとお聞きしたが、また、撮りたいものが出来て来たら、動き出される事を期待している。

とても,面白い方々だったので、今後も、楽しみにしている。

友人で師でもある監督の「815」という映画は、海外でも評価されており、そのエキセントリックさに、詩人の友人は、舌を巻いていた。

実はまだ拝見していないので、その幻の映画「815」を近々見せていただこうと思っている。


これまた偶然で、東風のプロデューサーの方が、母校が一緒であったのも縁を感じた。

上映会の時、古ぼけた文芸部の方にも、ぶらあっと立ち寄ったのだが、すでに南京錠がかかっていて廃部状態の様であった。



連れ合いは文芸部の先輩であったから、いまでも、家庭内部活状態であるかもしれないが、やたらと本を読んだりして、古本屋か貸本屋状態で、ある意味、落ち着きがあるが、地味な地味な家となっている。

それが、(自分の実家にいたときよりも)自らの手でつくったと言う事もあり、それなりに居心地良い風なので、その延長線上に見えてくるものを捉え続けるであろうと思う今日この頃であるが。

ちなみに、旧姓の野田が今のところペンネームであり、本名は近藤であるが、(前から読んでいただいている方や、友人はご存知であろうが)以前、何だか無性に気になって、近藤明子で検索したら、このブログに以前書いた「どろん虚」という物語(お時間ある方は、どうぞ最初の方にトリップされたし)の内容と多少はだぶりつつ、もっと、スピリチャル性の濃いものを書いている方がいるらしいことがわかった。

(それ以来、すっかり忘れていたので、どうなっているかはよくわからないのであるが)

その方と同一人物であると思われるのも憚られたし、全然知らなかったものをパクったと思われるのも心外であるので、ここで再度お断りしておきたいと思う。

いや、著作権等の侵害についてもふれるので、この際、はっきりお断りしておこうと思う。

その方とは別人であり、解離性人格障害でも(今のところ)ないし、ぱくってもないので、あしからず。

同じような事を考えるのは、同じ世界を生きているので、それなりにある事だと思っているので、偶然は偶然として、必然は必然として、意味のある事としながら、しっかり受け止めて行きたいとは思う。


とりあえず、行き当たりばったりな人生は一応続いていくようであるが、また、どんなどんでんがえしがあるかもしれず、それにそなえて、様々な事にあたるつもりでもある。
by akikonoda | 2008-06-14 08:38
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