イーバンク銀行は、デビットカード機能付きキャッシュカード「イーバンクマネーカード」を使った一部の取引で、重複して入金したり、引き落とされる不具合が起きたことを8月25日までに明らかにした。
8月21日の入金や引き落としの一部が、22日にも重複して行われた。不具合が起きた取引は、入金は一部の返品や取り消し取引など、引き落としは新聞料金など毎月料金が発生する取引など。
イーバンクマネーカードのインフラを提供しているNTTデータのシステムで起こった不具合が原因。取引が重複した口座への返金・出金処理は、22日までにすべて終了した。
対象者にはイーバンク銀行のサイトのメッセージ機能を使って通知した。「今回の事態を厳粛に受け止め、NTTデータと再発防止策に関して十分協議し、このような事故が再発しないように努力していく」としている。