【エルサレム27日時事】パレスチナ自治区ガザからの情報によると、イスラエル軍地上部隊は27日、21日の撤退完了以降初めてガザに侵入し、南部ハンユニス近郊でパレスチナ武装組織に対する掃討作戦を展開した。武装組織の越境攻撃を受けた報復で、ハンユニスに空爆も行った。
この日の交戦では、イスラエル側で兵士1人死亡し、3人が負傷。一方、ガザでは民間人ら少なくとも1人が命を落とし、3人が負傷した。18日の停戦入り以降では最大規模の交戦で、再び戦闘が本格化するなど情勢悪化の懸念が高まってきた。
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大統領選に合わせての一方的な休戦であったということだけでは、すまされない。
今ここで、人を爆弾で殺してライフラインを断ち、ガザの人たちを虐殺しても「反省」しない、イスラエルと亜米利加政府の発言、行為に対して、一般市民として否を唱える。
むちゃくちゃな戦争を仕掛けるイスラエルや亜米利加政府に対して、世界中で、少なくとも今すぐにでもやろうと思えば出来る身近な事は、彼らのように「暴力」と「傲慢」で解決しようとするのでななく、その力の源の「権限」を与えない事である。
イスラエルと亜米利加製品を買わないという素朴な、しかし誰にでも出来る無言の抵抗からはじまり、
それらの国へのエネルギー供給を絶つ、
イスラエル亜米利加の資金源である、無から作るお金を使って武器や土地や嗜好品や労働時間にとってかえられる、世界中に蔓延る金融資本の仕組みをかえる。
と言う基本的な抵抗を世界中で起こすことにより、なす術のない国連がなくとも、この世界の今のあまりに理不尽な横暴に歯止めがかかるきっかけとはなりえ、すこしは変わってくると思われる。
そのシステムを喜々として支えて手伝っているようでは、効果も、期待も、希望もない。