タグ:サリン事件 ( 3 ) タグの人気記事

事件終結を急ぐべきではない

1995年3月20日の地下鉄サリン事件から間もなく15年。

 その10日後に発生した国松孝次・元警察庁長官銃撃事件の公訴時効が迫る中、捜査を担当する警視庁公安部は、銃撃に関与しているとみていたオウム真理教の元信者で同庁元巡査長の男性(44)について、殺人未遂容疑に問うだけの証拠や供述が得られないとして、同容疑での立件を断念する方針を固めた。

 30日の時効成立後、東京地検に「容疑者不詳」とする書類を送り、未解決のまま捜査を終結する。

 元巡査長は2004年7月、2人の元教団幹部とともに銃撃に関与したとして同容疑で公安部に逮捕されたが、東京地検は「証拠から実行犯を特定するのは困難」として3人全員を処分保留で釈放した(同年9月に嫌疑不十分で不起訴)。

 警視庁はこの際、伊藤茂男・公安部長(当時)が「オウム真理教信者の組織的犯行に間違いない」とする異例の見解を公表。その後の鑑定で、現場近くにあった韓国硬貨に付いていた皮脂が別の元信者のミトコンドリアDNAと一致し、昨年春には、元巡査長のかばん、メガネ、マスクから、銃撃時の弾丸の火薬と同じバリウム、アンチモン、鉛の成分も検出された。

 このため公安部は、元巡査長が04年7月の逮捕段階で「自分が撃った」と供述した点も重視し、「元巡査長が実行犯」と見て、昨年10月から十数回、任意で元巡査長から事情聴取した。しかし元巡査長は「現場近くには行ったが、車の中にいた」と銃撃への関与を強く否定。火薬の成分などの鑑定結果も銃撃を直接裏付ける証拠ではなく、東京地検も、公判の維持は困難と指摘したことから立件断念との結論を出した。
1995年3月20日の地下鉄サリン事件から間もなく15年。

 その10日後に発生した国松孝次・元警察庁長官銃撃事件の公訴時効が迫る中、捜査を担当する警視庁公安部は、銃撃に関与しているとみていたオウム真理教の元信者で同庁元巡査長の男性(44)について、殺人未遂容疑に問うだけの証拠や供述が得られないとして、同容疑での立件を断念する方針を固めた。

 30日の時効成立後、東京地検に「容疑者不詳」とする書類を送り、未解決のまま捜査を終結する。

 元巡査長は2004年7月、2人の元教団幹部とともに銃撃に関与したとして同容疑で公安部に逮捕されたが、東京地検は「証拠から実行犯を特定するのは困難」として3人全員を処分保留で釈放した(同年9月に嫌疑不十分で不起訴)。

 警視庁はこの際、伊藤茂男・公安部長(当時)が「オウム真理教信者の組織的犯行に間違いない」とする異例の見解を公表。その後の鑑定で、現場近くにあった韓国硬貨に付いていた皮脂が別の元信者のミトコンドリアDNAと一致し、昨年春には、元巡査長のかばん、メガネ、マスクから、銃撃時の弾丸の火薬と同じバリウム、アンチモン、鉛の成分も検出された。

 このため公安部は、元巡査長が04年7月の逮捕段階で「自分が撃った」と供述した点も重視し、「元巡査長が実行犯」と見て、昨年10月から十数回、任意で元巡査長から事情聴取した。しかし元巡査長は「現場近くには行ったが、車の中にいた」と銃撃への関与を強く否定。火薬の成分などの鑑定結果も銃撃を直接裏付ける証拠ではなく、東京地検も、公判の維持は困難と指摘したことから立件断念との結論を出した。


読売〜〜〜〜〜

この事件を終結させる事はおかしい。

「事件の本質」はここにあると言っても過言ではないと思われる。

事件を永続的に追及するべきである。

それとも何か、知られては都合が悪い事でもあるというのであろうか。

ここで逃げてはいけない。

この事件に向き合わないと日本の行く末が危ないと言わざるを得ない。
[PR]
by akikonoda | 2010-03-18 10:23

河野義行さんと井上嘉浩被告

松本サリン事件の被害者河野義行さん(59)が、オウム真理教元幹部井上嘉浩被告(39)=2審で死刑判決受け上告中=に27日午前、東京・小菅の東京拘置所で面会した。

 河野さんがオウム事件の被告に面会するのは初めて。井上被告は「とても反省している」と謝罪し、「一日一日が学びの日々」と話したという。

 河野さんによると、面会は約25分。井上被告は白っぽいトレーナー姿で、接見室で顔を合わせ、お互い深くおじぎをした。

 河野さんが教団に入った理由を尋ねると、井上被告は「神秘体験がしたかった。ヨガをやっていてのめり込んだ。真理を求めるためだったのに、事件にかかわってしまった」と反省の言葉を述べた。

 今後どうしたいかとの問いには「不自由だが、学びがある。一日一日を大事にしたい」と答えたという。

 河野さんは面会後、「歯車が外れると、ちょっとしたきっかけで罪を犯してしまうと感じた。きょうを縁に手紙のやりとりをしたい」と語った。 


時事〜〜〜〜〜

河野さんなら、事件の本当のところに届くかもしれない。
[PR]
by akikonoda | 2009-02-27 15:24 | 記憶

河野義行さんのお話 

昨日、河野義行さんのお話を聞いて来た。

人権週間の一環で、福岡市が主催の講演会があったのだ。

映像に映っていた、松本サリン事件の時は、本当に、顔色が悪く、大丈夫かなと思っていたが、13年経った今は、とても、健康そうであった。

実際に、あの時に体験したことを、時間軸を追って、かなり詳しく説明されていたので、そうやって、ご自分に降り掛かって来た火の粉を振り払っていった強靭さとともに、警察の捜査に対する不信感、あるいは、それを受けた報道に対する増幅されるうその伝達ゲームが、あまりにも、軽々しく日常的に行われる事に関しての憤慨を、お話を通して、肌で感じて来た。

二日で、極悪人に仕立て上げられる報道のあり方と、すぐ、それにとびつく世間の気まぐれな思い込みに対して、計り知れない圧迫感と恐怖感を持ち、そういう、情報操作の危うさが、身に染みておられるようであった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その前に、図書館で、松本サリン事件にも繋がりのある、佐木隆三さんの「成就者たち」を読んでいたのだが、何とも言えない、事件の絡み具合で、集中しすぎたのもあったが、しばし、立ちくらみではなく、座りくらみがおこり、気分が悪くなった。

実は、本当に失礼な話で申し訳ないのだが、佐木さんがオウム真理教のことを下地にした「成就者たち」と言う小説を書いている事を知らなかったので、何か、自分にとって、切羽詰まった何ものかが、蠢きだしたのを、感じて、うすら寒くなったのもある。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以前に、このブログでも書いたが、地下鉄サリン事件のあった、あの日、ちょうど、東京に友人と一緒に、建ったばかりの恵比寿にある写真美術館で、土門拳さんの写真なんかを見に行った時に、時間こそずれていたが、その現場を通り過ぎていたのである。

朝早くは、混雑しているだろうと、時間をずらして、ホテルを友人と出て、地下鉄の駅に向かうと、張り紙がしてあり、

地下鉄に爆弾が仕掛けられていた模様。

というような内容で、何と、日本もきな臭くなったなと思ったが、一応、地下鉄は動いていたので、目的地まで地下鉄で行く事にした。

例の事件のあった場所に、地下鉄は停まったが、ドアは開かなかった。
そのドアの向こうに、サリンが残っていたであろう事を思うと、うすら寒いものが、体中をかけまわるのである。

そこを通り過ぎ、表に出ると、新聞の号外が、配られていた。

サリン?

という文字が踊っていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


河野義行さんは、「オウム」については、お話しされなかった。

「サリン事件」として、捉えておられるのではないかと、自分には、思えた。

確かに、宗教と言う枠は、とっくに超えているとも思われるが。

松本サリン事件と地下鉄サリン事件には、同じものが流れていて、それは、まだ、詳しくは解明されていないし、これから、何かが判ってくるかもしれないと、思っている。

今後、その姿が、ひょっこり現れてくるかもしれないが、河野さんのように、火の粉を振り払うことが、できるように。

何も知らないで、いたずらに、情報に振り回されることがないように。

なにか目的があるならば、そのものの意図をしっかりと把握し、それを事前に防げるように。

対処できるように。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[PR]
by akikonoda | 2007-12-05 08:30 | 記憶