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裁判員制度についての疑問

裁判員制度についての疑問

・共産社民を含め国会全会一致、司法権力も協力、日弁連翼賛、メディアは一切批判しない、まさしく国家権力総与党化、憲政史上の大暴挙です
・オウムや和歌山カレー事件の類の裁判に当たったら長期拘束を受け生活にも重大な影響が出ます。この制度のために人生狂わされかねません
・死刑制度反対の思想を持っていようが指名されれば拒否することは至難の業。国家権力によって思想信条までが統制される危険性があります
・捜査当局の情報を無批判的にリークするようなメディアの報道姿勢が市民の判断に重大な影響を及ぼします。松本サリン事件の悲劇が再来します
・出産育児でも平気でリストラが起こる社会では、「裁判員任務によるリストラは起こらない」という制度推進者の説明は全く信用できません
・重罪事件を扱うため評議中にセクハラ・暴言などの不法行為が起こりやすい上、被害を受けても守秘義務により立証不可能のため泣き寝入りです
・2chなどで少年事件被告人の実名流出が平気で起こる社会では、個人情報は隠匿されるので安心という制度推進者の説明も全く信用できません
・凶悪犯の被告人に顔を見せることを強制され、氏名も知らされるため、個人情報が保護される保障がない以上逆上被害を受ける危険性があります
・外国人と日本人の共同犯罪の場合、極端な思想を持った市民裁判員が外国人だけに極端に重い刑罰を言い渡す危険性があります
・市民にとって制度への有効な反対手法がなく手をこまねいている間にも、皆様の血税がこんな大悪法のために次々に注ぎ込まれていきます

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裁判員制度についての疑問を頂き、制度自体について考える必要は大いにあると思われた。

そもそも、議論をしているのを、見かけたことすらなかった自分は、どこか違和感を持ちつつ、どういうものか手探りしている状態であるが、危険を懸念する声が上がるのはもっともなことであり、やはり、見切り発車的な動きには注意が必要であるということでもある。

速やかに、一般市民に分りやすい制度の説明ではなく、危険性も指摘し、この制度を採用している英国、米国等の事例を、事細かに、一般市民にも、知らしめる必要があると思われる。

また、ただ、良い/悪いも議論されず、よく分らないまま、追従させられるのでなく、疑問点を補い、疑問点を払拭したものにしなくては、裁判員制度について疑問を持たれている方々の懸念は、現実のものとなりかねない。
by akikonoda | 2006-10-19 16:58
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