てらめぐり



昨日、博多で。

ちょっとした、てらめぐりをした。

中学の頃からの親友のしんちゃんが、福岡にちょっとした用事で東京から帰ってきて、家に泊まっていたのだが、よっぴいて話して、明くる朝、

どこに行きたい?

と聞くと、

でっかい大仏のある寺がいい。

と言う。

福岡にいながら、なかなか、地元の寺をめぐる事など無かったが、みうらじゅん的に、ここは仏像マニア的悦楽に浸ろうと、その話に乗った(実は世界の国の「かすはが」を密かに集めたりもしていたが。。。)。

博多にある東長寺や妙楽寺、聖福寺を廻ってみた。

東長寺には、確かに、大きめの仏像はあるが比較的新しいもので、それ自体は初々しくもあるのだが、その仏像には、少しばかりのからくりがあり、それを、味わってもらおうと思い連れ出した。

からくりといっても、大仏がくりくり動き出すわけではなく、ただ単に、大仏の下に、様々な地獄と産道のような曲がりくねったまっ暗闇と極楽があり、そこをくぐり抜けるだけなのだが、黄泉の国からの帰還のようで、ちょっとした異空間を味わいたいときは、おすすめである。

大仏の横の部屋に南北朝時代の彫刻などもあり、そちらの方が、ふるびていて、味はあるのだが、会議室みたいながらんどうの部屋に、安置というよりも妙に無造作に置いてあるだけで、その扱いの軽やかさ、ぞんざいさ、手で触れられそうな親近感は、仏像マニアにはたまらないかもしれない。

途中で、「月麦(つむぎ)」という花屋さんをしている大学時代の友達のひなちゃんのとこに立ち寄って、野性的な花や葉っぱの匂いを身体全体で呼吸して、近場の耳より情報を教えてもらって、博多ぶらぶらしていた。

今度は、博多灯明ウォッチング(10/19〜21)なるものがあるらしく、ジャズやクラッシックの演奏もあるらしく、

又、そのころおいでよ。

と、ひなちゃんが言っていた。

なかなか、おもしろそうである。


ちなみに、今回のてらめぐりの収穫話として、栄西さんが茶を運んできたのが、この聖福寺で、そこから宇治や京都の栂の尾の明恵さんとこに、飛び火していったそうである。

妙楽寺は妙楽寺で、ういろう発祥の地だと、石に刻んで宣言していたので、なかなか、はじまり宣言、元祖の嵐が吹きすさぶ土地柄のようである。

そおうして、元祖長浜ラーメンをすすったふたりであった。
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by akikonoda | 2007-10-06 10:59
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