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容疑者少年がいじめ被害か フィンランド生徒銃乱射事件

容疑者少年がいじめ被害か フィンランド生徒銃乱射事件
2007年11月09日10時29分

 ヘルシンキ郊外トゥースラにあるヨケラ中等高等学校で8人が死亡した7日の銃乱射事件で、犯行後に自殺した男子生徒(18)が、学校の放火も計画していた可能性があることが分かった。また、少年は遺書のような手紙を残していた。いじめにあっていた、あるいは友人関係に悩んでいたとの情報もあることから、警察は動機との関連を調べている。

 警察や地元紙などによると、男子生徒は犯行時、約70発の弾丸を乱射。現場には300発近い弾丸が残されていた。さらに可燃性の液体を持ち込んでいたことから、学校に放火するつもりだったとみられる。

 男子生徒が残した手紙について、警察は内容を明らかにしていない。捜査当局者の一人はAP通信に対し、男子生徒がいじめにあっていたと話した。男子生徒はネットで知り合った女性がおり、この関係でも悩んでいたとの報道もあり、複雑な状況が絡み合って犯行に至った可能性があるとして、調べを進めている。

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カオス理論?的世界の同時多発性?

風邪の流行原理でもあるような。

その病の原因は、あらゆる無理がたたっているとわかっているようで、釈然としないままに、流され行き渡るような。

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銃許され、悲劇の引き金 フィンランド生徒乱射事件
2007年11月09日02時52分

 フィンランド史上最悪の学校銃乱射事件から一夜明けた8日朝、現場のヨケラ中等高等学校周辺には生徒らが集まり犠牲者を悼んだ。内向的な生徒が銃を手にして引き起こした惨劇に同国内には動揺が広がっている。10代の少年でさえ銃を持てる背景には徴兵制も関係しているようだ。

 警察の発表によると、死亡したのは男子生徒5人と女子生徒1人、女性の校長、看護師の8人。また事件を起こした男子生徒(18)も自身の頭部を撃ち死亡した。

 8日朝、生徒や住民は学校の隣にある湖のほとりに訪れて祈りをささげていた。

 学校関係者らは生徒について「普通の家庭に育った」「成績は平均より上」と指摘。同級生のソルサさん(18)は「内向的だけれど、数年前から政治について熱っぽく語るようになった」と話す。男子生徒のインターネット・サイトへの投稿には、銃を持つ自分の映像のほか「弱者は淘汰(とうた)されるべきだ」とする「マニフェスト」もあった。

 銃の入手は先月。15歳以上で射撃クラブへの加盟などの理由があれば保有できる。生徒もそれで許可を得たらしい。

 ジュネーブ国際問題研究所によると、同国は人口100人当たりの銃の所有が56丁。所有率は米国などについで世界3位。同国には17歳以上に兵役の義務がある。徴兵後の射撃技術維持に加え、徴兵前から腕を磨くためとして銃を手にすることもよくあるようだ。同校に通う少年(17)も「練習として親の銃を撃ったことがある。猟銃なども普通の家にある。鍵のかかるロッカーに保管されているが、使い方は親が教えてくれる」と話す。

 欧州連合(EU)の域内の銃規制強化の動きに対して同国内には反対の声もあるが、バンハネン首相は事件後「国民の銃に対する考えに大きな影響を与えるだろう」と述べた。

朝日〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
by akikonoda | 2007-11-09 11:03
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