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観測史上最小のブラックホール

米航空宇宙局(NASA)は1日、観測史上最小のブラックホールを突き止めたと発表した。

 重い星が大爆発を起こした後、中心部に残る「芯」が太陽の1・7〜2・7倍より重いと、ブラックホールになると予測されている。

 その正確な最小限度はまだ謎だが、今回のブラックホールは太陽の質量の3・8倍で、研究者らは「謎の解明に大きく近づいた」としている。これまでの最小記録は太陽の6・3倍だった。

 このブラックホールは、南半球のさいだん(祭壇)座の方向で、銀河系内にあり、直径は約25キロ。小さい分、表面でも中心部に近くて重力が強いため、NASAは「近づけば巻き込まれる。将来の宇宙旅行者はご注意を」と警告している。(ワシントン、増満浩志)
by akikonoda | 2008-04-02 14:40
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