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電子マネーと電子投票の危うさに関するある考察

九州IC 乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会はこのほど、加盟4社が発行するIC乗車券及び電子マネー「Suica」/「SUGOCA」/「nimoca」/「はやかけん」の相互利用を2010年春に開始することで合意した。同協議会は「交通分野と電子マネー分野における相互利用サービスを通じて、お客さまに親しまれ喜ばれるサービスの提供を目指してまいりますので、どうぞご期待下さい」としている。

具体的には、IC乗車券エリアを「Suica」/「SUGOCA」/「nimoca」/「はやかけん」のいずれか1枚で乗車することが可能。東京モノレール線/りんかい線/埼玉新都市交通線「ニューシャトル」/仙台空港アクセス線でも利用できるという。

なお「SUGOCA」/「nimoca」/「はやかけん」は4月22日時点で発行されていない。発行予定日は以下のとおり。

IC乗車券及び電子マネー名発行会社発行予定日
「SUGOCA」JR九州2009年春
「nimoca」西鉄2008年5月
「はやかけん」福岡市交通局2009年春

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電子マネーによって、それぞれの会社が、ビール券、お米券を発行するような、ある意味、自社電子銀行となっていく。

日本銀行は、景気の変動によって紙切れのお金を刷り続けていたが、日本銀行のそうした役目が終わり、今後のお金の流れは、今よりも曖昧になっていく可能性がある。

それを狙っての電子マネー化だとしたら、やはり、議論も無く、やみくもに、電子マネー化を進め、みんながやっているからと言うだけで、押し進めることに、疑問を持つ。

いまよりも、操作しやすくなるということが、どれだけ危険であるかを、認識した方がいい。


もちろん、今度あるであろう、選挙にしても同じことである。

電子投票などにしたら、改ざんしようとする輩が出てくる事は、確実であるからして、「手仕事の領域」を省いてはならない。

権力を握ったもの達が作った根拠の無い情報で、左右され、「国民的人気を誇る政治家の某に期待する」などと、最初に打ち出して、その通りの結果でしたと言う、電子投票結果にしようとする作為が見え見えであり、うんざりである。

そのような策略がまかり通らないように、声を上げていくしか無い。

ミヤンマーや中国や亜米利加やイランやロシア、あらゆる国の弾圧だけではなく、いまここで、首をじわじわと絞められているのは日本に住んでいる自分たちである事にも、目を向けていないと、どんどん操作できる金に力を言わせるだけ、危ない。

操作できない預けるだけの人たちには、何ら利益の無い、今の銀行制度にも、大いなる疑問を持つのは言うまでもないが、さらに、拍車がかかるようになったら、この国も世界中でも、おかしな事になる可能性が大きい。

では、どうすればいいのか。

今のところ、考えられる事として、電子投票に関しては、書き込み投票の重みを継続する事であるが。

紙幣の印刷に関しては、現行の紙幣発行の操作がいいとは思わないが、電子になると、その電子機能が、もし仮に何らかのトラブルで機能しなくなった時の混乱を考えると、やはり、電子マネーだけになっていくことには、危険性が伴い、稼いだはずのものが一瞬でなくなってしまったりする憂き目に遭わないように、何事にも警戒が必要であるということは少なくとも言えるのではなかろうか。
by akikonoda | 2008-04-21 09:09
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