10日午前2時35分ごろ、浅間山(群馬、長野県)の火口から噴煙が上がるのを気象庁の観測用カメラが確認した。浅間山の噴火は04年以来、約4年ぶり。気象庁は「今後も続く恐れがあり、噴石の飛散や降灰に注意してほしい」と警戒を呼び掛けている。
気象庁によると、噴煙は約1時間にわたって火口から約400メートル上空に上がった。降灰は確認できなかった。今月6〜7日に200回以上の火山性地震があり、火口から約2キロ範囲の立ち入りが規制されていた。
浅間山は04年9〜11月に3500メートルを超える噴煙を2回上げるなど火山活動を活発化させた。【石丸整】
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