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クリントン米国務長官

クリントン米国務長官は16日夜、特別機で羽田空港に到着した。日米同盟を「アジア政策の礎石」と位置付けており、今回の訪日は、その重要性を再確認するのが目的となる。長官は到着後「歴史的な日米同盟を強化する。日本の指導者や市民と、気候変動、クリーンエネルギー、アフガニスタンやパキスタン、核不拡散など懸案事項で協調する方法をさがす。日米関係はアジアや世界にとって重要だ」と話した。

 一方、ロイター通信によると長官は機中で記者団に対し、北朝鮮による日本人拉致問題について「日本だけの懸案ではない。6カ国協議(で取り上げる問題)の一部だ」と語ったうえで、「北朝鮮に(拉致に関する)情報を積極的に公開するよう強く求める」と述べた。

 長官は17日に麻生太郎首相、中曽根弘文外相、浜田靖一防衛相、民主党の小沢一郎代表と会談。また日本人拉致被害者の家族との面会や、東京大学で市民との対話集会を行う。

 長官は18日、次の訪問国のインドネシアに向け出発。その後、韓国、中国を歴訪して22日に帰途に就く。【草野和彦】

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by akikonoda | 2009-02-17 09:31 | 記憶
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